レビュー&プレビュー | kikuchi naoko

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■Review
「前日も夜遅くまでのみっちりのリハーサル、そしてまた当日も。体力が持つかなどという計算もなになもなく、ただ、本番での最高の演奏を目指していました。
自主企画の今年最後の締めくくり、そして自分の将来の展望を見据える企画。それを支えてくれた、ゲスト、スタッフそしてお客様に感謝の言葉では言い尽くせないたくさんの気持ちがあります。
本当にたくさんのものを得る事が出来ました。
そして考える事もたくさんあります。
全てが糧になって、次の演奏を作り上げて行けますように。」
■Preview
「一音に賭けるエネルギーは果てしなく、演奏という枠を越えた、魂の叫びや空間美を感じさせる、その側で演奏出来る事はとても嬉しい限りです。
ソフィアグバイドウ−リナ作品など、めったに聞く事の出来ないものばかりですので必見、必聴です。」
■Preview
「5年毎に催される記念演奏会です。
会員を大事に、そして聴きに来て下さるお客様を楽しませるという意気込みを強く感じます。
オープニング、110名による「六段の調べ」に始まり、最終曲記念作品「清絃の譜」(市川慎作曲)まで、多彩なプログラミングが組まれています。
私事ですが、うちの玲羽さん(2歳)も参加予定です。」
■Review
「お弟子さんのパワー、ありがたさをこれほど強く感じた事はありませんでした。
大人数で何かを作り上げるには相当の時間と労力がかかりますが、舞台に乗る人も、乗らない人も、損得なしに助け合いながら、会の成功に貢献してくれていました。
リハーサルでの心配だったところも、本番は見事な集中力で克服していました。
客演、お客様への気遣いは私自身が学ばせてもらっています。
過程の苦労は筝へ、所属している会へ、家元への愛情から、そして楽しんで舞台にあがっている姿をみて培われている絆を感じました。
長い期間、人々をまとめ上げ、会を継続していくのには、トップの技術のみならず、人間的な素養が大きくあると思います。個が全であり、全が個であるように、代々の家元の人柄が会員一人一人に通じているように感じました。
指導する立場に立った時、どうしていくべきなのかを身を持って学んだように思います。」(11/15/05)
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「私の所属している沢井箏曲院の会長の自作自演のリサイタルです。
会長といっても、お若い方で、知っている方も多いと思いますが、元メフィストフェレスという伝説のヘビメタバンドのギタリストでもあり、かなりルックスやセンスもその傾向を辿っています。
比河流先生による箏の世界の分岐は面白さと同時にかなりの説得力があると思います。」
■Review
「出で立ちはキャプテンハーロックの如く、独自の音楽性は作曲に、演奏のクールな部分は沢井忠夫先生を時に思い出すこともあり全曲それぞれながら、比河流ワールドをしっかり感じました。
なによりも私自身も楽しんで演奏に臨むことが出来ました。
沢井筝曲院の会長として、重い責任を背負いながら、個人の活動を行うことは大変なこととは思いますが是非このようなコンサートを続けていってもらえたら...と思います。」
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「6/3に野村誠さんと打ち合せをしてきました。
(驚きの出来事がおこりました。詳しくは野村さんのHPにて)
野村誠さんの他、林加奈さん、片岡祐介さん、柏木陽さんと、箏チームは市川慎さんと私です。
24日からワークショップがはじまり、28日のコンサートでは、ワークショップ参加者との曲や、野村さんの作曲した箏の曲を3曲程と、他のアーティストとの曲など、いろいろあります。
多忙な野村さん、時間が無い中でも、やはり新作を書いて下さるとのこと、「では、電車の中にいる時は(移動中は)箏の曲の事だけ考えましょう。」
野村さんの曲は、いつも見ていなかった視野を開かせてくれて、聞いていなかった音を感じさせてくれます。
さらに、箏には、13本のなかで自由に調絃ができるとは言え、限られた音域、他の楽器には無い拘束を「だから良いんですよ!」と言ってくれる希少な作曲家の方だと思います。
野村さんの世界、一度体験してみて下さい。」
(野村さんのHP http://www7a.biglobe.ne.jp/~nomu104/
■Review
「8/24〜28まで滋賀県水口市に滞在し、ワークショップに参加したり、新作にとりくんだりと、充実してあっと言う間の5日間でした。
野村さんの曲作りの過程は、人を圧迫するような緊張感をもたせずに、様々な要素を人や状況からとりあげて、最初は漠然と渾沌と、 気が付くと音楽に仕上がっている次第です。
初めは逆にまとめるのを避けているように思える程、ギリギリまで本当に緩やかな速度で進んでいきます。
だから、最後の仕上がりが小さくまとまる事がないのだと思います。
作品をリハーサルチェックしてくれている時も、誉められ過ぎるくらい誉められて、でも、伝えたい言葉がその中に含まれているので、それをピックアップしながら修正して…。
作品は創った人となり、が正に当てはまると思います。
今回演奏した、奏者が右手(弾き手)左手(押し手)に分かれる「押し亀のエチュード」、箏で文字を書「りす」、各ページを自由に組み立てて作る「つみき」、そして新作、柏木陽さん、林加奈さん、片岡祐介さんという個性豊かな方達の箏演奏のアイディアをまとめた「パパとママ」、それぞれが前に進んで行く曲でした。
野村作品、これからも聴かなきゃ損、参加しないと損ですよ!!」
■Preview
「すべて17絃と25絃の二重奏のコンサートです。
「二つのファンタジー」「相響‖(ローマ数字です。)」はもとは17絃、20絃のための曲ですが、他の3曲はこの為に書いて頂いた作品でそれぞれの作曲家の面白さがたくさん出ています。
シリアスでもあり、ユニークな部分もあり、響きの中にたゆたい、また勢いと爆発もあり、様々な表情を二人でどこまで突き詰めていけるのか…。
1921年生まれの17絃と1991年生まれの25絃の行方を探るような演奏会にして行けたら、と思っています。」
■Review
「こちらで演奏をするのは、2年前に引き続き2度目です。
エーデルワイスの会が主催して下さり、兎内佐智子さんはじめ、スタッフの方々の献身的な姿にかなり気合いの入った演奏が出来ました。
最初の縁は市川慎さんがNHKの芸能花舞台に出演したのを御覧になって連絡を下さったところから始まりました。全く知らない縁を結び付けてくれるという意味で、メディアもまんざらではないな…と思ったりもします。
「是非CDを!!」と幾度となく言って下さったのですが、安易にCDが作れてしまう現在だからこそ、安易には作れないというかもう少し時間をかけてみたい部分があると言うのが正直な所です。」(8/15/05)
■Preview
「尺八の小濱君、マリンバの誉田君とのはじめての共演です。
(小濱君はもと新人王の実力派、誉田君は山形大学の学生さんで急成長株です。)
来月東京で催される、アンサンブルモデルンアカデミーをこの3人の室内楽で受講する予定です。(モデルンアカデミーの報告等は後日…)
そのための練習を山形で集中的にすることになり、それならライブもやりましょう!ということになりました。
小濱君作曲の即興的な曲や、沢井忠夫先生の作品など、初顔合わせの新鮮さと緊張感がうまく出るとよいと思います。
ちなみに稜線は山の尾根という意味です。仙台から山形まで、毎月通っているのですが、その途中に見える山並みが季節毎に本当に美しくて、印象的で、そこからタイトルをつけました。
嵯蔵という会場も、もとても雰囲気のある喫茶店なので、最寄りの方はぜひお越し下さい。」
(小濱君のHP http://www2s.biglobe.ne.jp/~obama/akihito/akihito.html
■Review
「前日に初顔合わせをし、IEMAの課題曲に取り組みながら、ライブのリハをして、の過密な練習を乗り越え(??)、当日は熱く、楽しく演奏にのぞむ事が出来たように思います。
小濱君、誉田君それぞれが根は真面目ながらもナイスなキャラを生かしての演奏、トークでした。
(私は根暗キャラだわ…と感じてしまいました。)
ライブならではの即興はいつも良い勉強になります。
山形ではこの手の(?)邦楽ライブはあまりないとのこと、また企画しようかな…。」(6/20/05)
■Review
「いつの間にか本当に10年がたっていたのね。。
という程メンバーみんなとの自然な年月の積み重ねがこのコンサートに感じられました。
あっという間だけれども、12人、同じ楽器ながら、それぞれがそれぞれにいろいろな所で活動する事により、成長して、それがまたアンサンブルで発揮されて。。
その繰り返しで良いのではないかと思います。
私自身は、大いに楽しんだというより、怖くて、悩んだ方が多かったかも。。
もっと、沢山の音の中で、耳が開けて、楽譜の行間を読んで、身体が自由に動けて。。。課題は沢山あります。
また次にはさらに良いアンサンブルになることを。。」
■Review
「ゴールデンウィーク頭にもかかわらず、お越し下さった皆様、ありがとうございました。
本当はアコースティックにバリバリと闘いたかったのですが、PAを入れないとやはり寂しいということで…。
今回、いろいろな形での特殊な音のだし方をしたので(無調音側はもちろん、ピアノ線でのプリペアードや、マドラーでの奏法などなど)その音が十分に発揮出来るような音の取り方を事前に考えておくべきだったと反省でした。
Koto,Marimba,Pianoのトリオは初めてなので、実験的な部分もあり、これから発展させていきたいと考えています。
ライブの一体感や、熱くなる勢い感はとても好きなので、次なるライブ企画も御期待下さい。」
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